冬になると、調子の悪い日が続くのは仕様らしい。
先生にそう言われた。
そして、言われた通り調子が悪い日が続いている。

はなの鬱は、突然どうしようもない絶望が背中に降ってくる。
何かあったわけでもなく、これから何があるでもなく。
ただ唐突に真っ暗な気分と絶望が幕を開ける。

何にも理由なんてないから、当然どうにかすることなんて不可能。
言うなれば、失恋なんてしてもないのに失恋のあの気分だけやってきた、みたいな感じ。
うん、最悪。
トキメク相手のいない失恋とかいいとこゼロ。
踏ん張れる気全くしねえ。
もしそれが、本当に失恋したんだったら、思い切り泣いてみたり酒飲んだりヤケ食いしてみたり酒飲んだりフテ寝してみたり酒飲んだり友達とカラオケ騒いだり浴びるほど酒飲んだり。
その時出来る目一杯のやり方で失恋の傷をいやすこともできるかもしれない。
(ほぼお酒押しですが、投薬中の方はお酒ダメ絶対)
でも、はなに来る絶望には理由がない。
何か悲しいことがあったわけじゃなく、何かトラブルがあったわけでもない。
人生トラブルばっかだけど、そういう時に限って何にもない。
だから、解決させる方向性が見えないまま、ただただその中をもがく日々がスタートする。
とりあえず、意味は分からない。

負の感情ってのは、本当に人を消耗させる。
生きててごめんなさいとか。
自分みたいなもんがとか。
過去の黒歴史をやたらと思い出して生まれてきてすいませんとか。
日頃ギャグでしか言わないようなフレーズが真面目にのしかかってくるのは恐怖だ。
感情がオーバーヒートぶっこいてて、夕日見ただけで涙が出る。
30いくつにもなって全力センチメンタルジャーニーだ。

はなは、そうなると寝まくりの日々を過ごす。
というか、それしかできなくなる。
めちゃくちゃ眠れる過眠の時は放置で、眠れない時は薬に頼る。
すると、どこかでふっと絶望が楽になる時が来る。
それを待つ。
消極的だけど、解決策はこれしかない。

これが結構真面目につらい。
人によっては、生きてることさえつらい。
本気で、全て滅べばいいのにとか思う。
鬱病の人の鬱はこれとはまた少し違うみたいだし、躁鬱病でも人によっていろんなパターンはあるみたいだけど、はなはだいたいこんな感じ。

はなは、どちらかというと鬱は軽い方だと思う。
過眠過食に行くタイプだから痩せ衰えてもいかないし、何もできないほどの大底状態はおおむね数日で通り過ぎてゆるい鬱がちょっと続く。
だから、ひたすら寝ることでなんとかやりすごせる。
そのかわり、躁はけっこう激しい。
どっちがマシかはわからないけど、出来るならどっちも嫌だと思う。
薬のおかげで程度や頻度は楽にはなったけど、ゼロになるのは高望みみたいだ。

春になったら、もう少しマシになることを願って、今日も布団におやすみなさい。